人間喜劇
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『ムッソリーニとお茶を』
【※ネタバレあります※】


原題:Tea with Mussolini
製作年:1998年
製作国:米国  114min.

・監督:フランコ・ゼフィレッリ
・出演:シェール/ジュディ・デンチ/ジョーン・プロウライト/マギー・スミス/リリー・トムリン 他

ムッソリーニとお茶を - goo 映画


評価:★★★★☆(4点/5点)
・2005/04/24 TSUTAYAレンタル




 レンタルシリーズ3弾は『ムッソリーニとお茶を』。ヒューマンらしいし、ヒストリーチックなタイトルで、無名の映画だけど見ることにした。

 げに女は強いものか。周りをうろちょろする意地汚い男と、バカな女のコントラスト。女といっても、ここに出てくるのはおばあさん。だからタチが悪い。頑固で過去の栄光に凝り固まり、人の言うことに聞く耳もたない。そんな姿がコミカルに描かれ、ファシズムの時代を感じさせない。

 女は男よりも精神的に強い、だから神様は女から腕力をとりあげてしまった。という言説を信じさせられるような強さであった。

 大戦前、少年ルカは、イタリア租界のイギリス貴婦人グループに育てられることになった。映画はこの貴婦人たちを描くのだが、世界共通の女性像が描かれている。

 レディ・レスターは元大使の未亡人。その肩書きで政府への陳情をし、ムッソリーニに英国式のお茶でもてなされた。元大使、ムッソリーニとの出会いを時に及んでは言及し、周囲をバカにして人の意見を聞こうともしない。大戦が始まり、強制収容所に移されても、その横柄な態度は変わらない。自分を元大使夫人として丁寧に扱いなさいと言い、兵隊もそのペースに巻き込まれてしまう。頑固でバカなおばあさんだけど、どこか憎めない。

 こんな調子だから、戦争を舞台にしていれもほのぼのとした空気が流れ、悲壮感はない。街の風景や光の加減も心地よくきれいな映像だった。

 女は強し!と思うのはクライマックスのシーン(超ネタバレ)。イタリアに進駐していたドイツ軍だが米英軍が奪回に迫り、ドイツ軍は街を放棄する際に教会を爆破しようとする。そこには貴婦人グループの一人が大事に管理していた壁画がある。そこでグループは教会の外壁に自らを縛り爆破を阻止しようとする。

 こうと思ったらテコでも動かない、視野も狭いし考えも柔軟でない、そんな姿がよく伝わってくる。コミカルだけど心を打つものもなんとなくどこかにある。

 ルカは、最後に米英軍の通訳をやっているのだが、今回保護するのははイギリス人だから出番はないねと言われる。しかし一言返す。「彼女達は英語は理解するけど、命令は理解できないよ」うーん、まさにその通り。。



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