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入試成績で「こっそり」学級編成 大阪・槻の木高校 (朝日新聞) - goo ニュース

 大阪府高槻市の府立槻(つき)の木高校(松本秀範校長)が、入試の成績順に1年生のクラス編成をしていた。ところが、生徒や担任教諭には知らせずに、一部の管理職だけで決めて秘密にしていた。高校側は「成績が近い者同士の方が学習効果が高い」と話すが、「下位だと分かったら傷つくかも」と詳細を説明できずにいる。府教委によると、こうした編成は府立校では極めて異例。私学のようには学力第一主義を打ち出しにくい、公立校の悩みが透けて見える。

 「いま思えば、初めから言っておけばよかった」。松本校長はため息まじりで話す。

 同校は03年春、府立の高槻南、島上両校を統合してできた新設校。国公立、有名私大への合格を教育目標に掲げる。国の学力向上フロンティアスクールにも指定された。「進学校」をうたうことで、今春の入試の競争率は1.95倍。府内屈指の人気校になった。

 府教委によると、編成は学校の裁量に委ねられているが、入試成績の上位から順に生徒を振り分け、学級ごとの学力差を避けるのが一般的。しかし、成績別編成の採用を決めた一人の長井勘治教頭は「長年、公立校に根付いてきた平等主義を変えないと、生徒、保護者のニーズに沿った教育ができない」と説明する。

 今年の新入生は240人で、6学級ある。入試成績の上位60人を3学級だけに割り振り、残る180人を、1学級40人になるよう編成した。成績上位者だけでつくる編成も考えたが、「露骨すぎる」と避けたという。

 成績別編成は早速、結果が形になって表れた。

 5月の中間試験は総得点の平均が、上位の生徒を集めた学級とそうでない学級とで10点近くの差が出た。入学間もない1年生では通常、大きな開きは出にくいため、担任教諭の間から不審の声が上がり、ようやく教頭らが謝罪したうえで説明した。だが、「生徒を動揺させるのはまずい」と口外しないことを申し合わせたという。

 11月下旬、府教委高等学校課の担当者が同校を訪れ、公表するよう指導した。「生徒や保護者への説明責任を果たしていない」との理由からだ。

 同校は11月末、1年生には口頭で、保護者には文書で「あえて均等化を図らずに、学力層の差異を利用して相乗作用による学習効果を期待する方法にしました」と説明した。しかし、具体的に成績上位者を集中させた編成法については明らかにしなかった。

 松本校長は「これまでの公立校は成績を上げようと中位、下位の生徒の指導に力を入れがちだった。その結果、上位の生徒が物足りなく感じて学習塾に通い、保護者に経済的な負担を強いていた。これではいけないと思ってしたことで悪いとは思わないし、詳細を言う考えもない」と語る。しかし、こう付け加えた。「確かに最初から説明すべきだった」

 府教委によると、進学や就職などで生徒の希望に応じた編成は2年生から始めるのが通例。同校は今後、成績別編成を実施する場合は、事前に説明したいとしている。


 公立校に期待される「平等」それはわかる。しかし、習熟度別クラスのほうが効率的というのも事実。これを保護者に理解させることこそ、校長はじめ役員の仕事ではないだろうか。

 一般講師よりも給料をもらっているのは、保護者に教育方針を理解してもらう役割があるからこそであって、その仕事を放棄するのならば、給料を返上することが筋であろう。

 また、同僚である職員に情報公開しないというのもまた背任行為である。習熟度別クラスであることを意識させてこそ、講師たちの生徒へのアプローチ方法も変化して効率的になるわけで、これでは習熟度別の効果を半減させてしまう。

 時代の潮流は情報公開である。これを理解せずに生徒へ何を教えようと言うのか。



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