人間喜劇
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社会と私(14) 2007年問題

 先日、上記エントリーをしたが、今週の「東洋経済」と「エコノミスト」はこの話題を扱っていたようだ。

2005年5月24日号 特集 人手不足時代が来る - Mainichi INTERACTIVE エコノミスト
2005年5月21日号 特集 2007年「団塊世代」の退場 技の断絶 現場は大丈夫か - 週刊東洋経済-東洋経済新報社

 書店で表紙は見かけたものの、中身を見ていないので何ともかんとも。。。ただ、ホットトピックであるということは言えよう。

 何だかがっかりするのは、こうしたビジネスの話題をとりあげているブログを検索しようとしたとき、全然ヒットしないことだ。まとめ検索も未来検索もNews&BlogSearchもさっぱりだ。とりあげているブログはあるのだろうけれど、拾いきれていないこの状況はどうなのよ。行き着くところ、下記のコラム。

IT&マーケティングEYE 第46回「2007年をどう乗り切るのか。そしてその先にあるものは?」 - NIKKEI NET BizPlus

 日経紙のコラムにして、何だかビミョーな対策しか提案されていないのには、ちょっとどうなのよと。いや、著名人のビジネス系やマーケティング系のブログではとりあげられているのだろうけどね。もっと一般人の声って少ないものだなあという感じ。

 ところで、問題を正面からとりあげているわけではないが、参考になる状況報告を発見した。

あるある人事プラス:10年後の正社員比率5割以下に

各企業の「2007年問題」に対する取組状況では、「必要な者を選抜して雇用延長、嘱託による再雇用を行い、指導者として活用予定」が最も多く、以下「中途採用を増やす」、「新規若年者の採用を増やす」となっています。高島屋では、パートを正社員に登用する制度を導入(5月16日)しました。


 対応状況のトップに姑息な手段があらわれる時点で何だか情けない。「問題の先送り」が色濃くあらわれた結果と感じる。

 団塊の世代がいなくなった後の空洞をどう埋めるのかが第一段階、新たな人材に団塊の世代の技術をどう伝えるかが第二段階と考える。

 雇用問題が第一段階とすれば、新卒採用を促進するのが基本的な方策だろう。景気の問題が深くかかわることを考えると、起業としては苦しい状況だろうが、それでもより多くの人材を採用しなければ、最終目的である技術の継承はおぼつかないだろう。

 ここで常に頭をかすめるのが、離職率の高い新入社員に対して満足させうる雇用内容を保証しなければならないという点である。仕事内容であったり、評価であったり、これまでの価値観とは異質のものをもっている世代に対して、いかに長期で企業に忠誠つくさせるかのノウハウを早急に吸収しなければならないだろう。

 採用の際の面接で、意欲や能力を推し測ったとして、それが目的達成につながるかといえば、接点は少ないように思う。人材採用に予算を割くよりも、人材の満足度伸張に予算がさかれるべきな気がする。それは、給料を高くするという意味での予算ではなく、満足度を高めるノウハウを学ぶための予算である。

 残る人材のモチベーションを高めて、コミュニケーションを密にする以外にあるまい。先日リンクアンドモチベーションのTVCMを見かけたけれども、すぐに見なくなった。短期のCMでも問い合わせは殺到し、TVCMを続ける必要がなくなったのだろうと推測しているのだが、どうなのだろう。



 さて、技術の継承については、技術をどう引き出すかが課題になるかと思う。団塊の世代は技術を継承しないことで、自らの価値をアピールしたという側面がある以上、彼らにメリットを示さねば「隠された技術」は出てきにくいように感じる。

 一つには「残る社員」の知識や能力アップに対して団塊世代側にもインセンティブを払うという方策があろう。何をもってインセンティブとするのか難しいところではあるが、技術を引き出す一つの手段としては考えられる方策だと思う。

 そうした残る社員の満足度の保証や団塊世代のモチベーションをあげたうえで、「シャドウイング」などのやり方が試行されてもよいのかもしれない。末端レベルでの継承ノウハウはコミュニケーション以外になく、あとは漏れなく技術を継承することと、「残る社員」に対して確実に技術を身に付けさせることを仕組み化するのがポイントだろう。

 そうそう、継承した技術をマニュアル化することもお忘れなく。



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あるある人事プラス:10年後の正社員比率5割以下に
大西 宏のマーケティング・エッセンス:注目されはじめた団塊
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マツバラ流ブログ~明日があると思えることの幸せ~:2007年問題から、新規ビジネス開拓!



■関連リンク
2005年5月24日号 特集 人手不足時代が来る - Mainichi INTERACTIVE エコノミスト
2005年5月21日号 特集 2007年「団塊世代」の退場 技の断絶 現場は大丈夫か - 週刊東洋経済-東洋経済新報社
IT&マーケティングEYE 第46回「2007年をどう乗り切るのか。そしてその先にあるものは?」 - NIKKEI NET BizPlus

リンクアンドモチベーション



■関連エントリー
社会と私(14) 2007年問題





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コメント
この記事へのコメント
ありがとうございます!!
- muchakushoku #- | URL |
今見てきました。

僕の数倍深かったです。

僕のエントリーはディスカッションのテーマの一つにすぎませんから。
2005/05/22(Sun) 22:47:26[ 編集 ]
>muchakushokuさん
- 管理人 #2mK3jtMU | URL |
追記です。
下記ブログにて、団塊の世代をターゲットとしたビジネスのマーケティングを貴ブログよりももう少し深く考察していらっしゃいますが、ご覧になったでしょうか?

大西 宏のマーケティング・エッセンス:注目されはじめた団塊
http://ohnishi.livedoor.biz/archives/22544409.html
2005/05/22(Sun) 19:03:05[ 編集 ]
>muchakushokuさん
- 管理人 #- | URL |
コメントありがとうございます。
何かいいアイデアがありますかねえ。。結局僕も大したこと言ってないですしね(笑)。
2005/05/22(Sun) 18:51:41[ 編集 ]
はじめまして。
- muchakushoku #- | URL |
会社組織を維持するためにはどうするか。

何か後手後手に回ってるような気がします。

ぼくは学生なんで、採用枠が広がるのは、ありがたいですが(笑)

TBさせていただきました。
2005/05/22(Sun) 02:52:06[ 編集 ]
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今日(昨日?)のディスカッションです。2007年に、いわゆる「団塊の世代」で一番人口が多い層が2007年に定年を迎えます。 技術の継承の問題はもちろんですが、僕が注目したいのは、彼らの消費どこに向かうのか? ということです。 実際、確実に暇な
2005/05/22(Sun) 02:52:02
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