人間喜劇
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総合/2005.05.16/JR脱線負傷者らの「ブログ」急増 ネットで励まし - 神戸新聞ニュース

尼崎JR脱線事故をめぐり、インターネット上の日記形式サイト「ブログ」が急増している。JR西日本の責任を問うものや鉄道の安全性に関する意見など、市民や鉄道ファンらが発生直後から次々と立ち上げた。日がたつにつれ、生々しく体験を振り返ったり、救助に当たった近隣住民らに感謝する負傷者をはじめ、事故をより身近に受け止めた人たちも目立つようになった。各サイトには読者からの感想も寄せられ、共感の輪が広がっている。(石沢菜々子、長尾亮太)


 福知山線事故の被害者の方々の一部もブログを書き始めているという。

 疑問なのはこの話題の報道の仕方である。

 「急増」という言葉を使っているが、どれほど福知山線事故関連のブログがあるのだろうか。福知山線に関する話題を扱ったエントリーは非常に多いが、福知山線をきっかけにブログが急増したなどというデマを吹聴するのはいかがなものか。

 個別の直接体験を語るブログも出ているのだろうが、事故に直接関わったというエントリーは残念ながら僕は見たことはない。鉄道事情に明るいエントリーをいくつか見かけただけである。

 福知山線事故に関しては、JR西日本への批判が多いが、それ以上に多いのはマスメディアの報道姿勢に関するものだ。それについてこの記事は一切触れておらず、取材不足かものごとの一面しか切り取っていないかのどちらかであるわけで、媒体として信用できるレベルにない。

 米国では9.11を機にブログが広がったが、日本でこの波を感じる機会はない。福知山線事故で広がっている波があるとすれば、マスメディアの横暴への批判に違いない。この意味でブログの存在の評価をしている意見もたまに見かける。

 事故体験者のブログがもっと広く知られる体系になっていないのが残念だが、もしもこれが可能になるのならば、信用できない報道機関の流す情報よりもより生々しい事故の様子を知ることができるわけだ。当該ブログに信用がおけるかどうかは永遠に残る課題であるが――そういえば「つぐみ、どこにいるの?」もまたそうした問題を投げかけたブログだった――、それは報道機関の報じる内容だって違いはない。
 検索ワードランキングなどがあるけれども、事故当事者のブログが表に出てこないこの状況を見ると、誰もが興味をもつ話題をすくいあげる仕組みがまだまだ不完全であるなあと感じる。



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