人間喜劇
気が向いたとき気が向いたことを書いていきます。。。

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初夏のカレーウェーブ第1波! 新メニュー スープカレー販売のお知らせ(PDF)
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 松屋の新商品はたいていチェックしているので、今回も試してみた。しかし、スープカレープレーンは390円なのに、スペシャルまでグレードアップすると690円という価格設定。おいおいファミレスかよと思うほどの高さ。

 さて、味はというと辛めで僕は苦手。辛口は苦手なので味もよくわからない。。。でもカレーの具はよく煮込んであってよかった。

 あと冷たいコーンスープっていうのはうまいトッピングだと思った。おいしくはないけど、辛くて味覚の麻痺しかけた口をさっぱり潤してくれる。水だと辛味が残るんだけど、これは残らない。すごいメニューだ。

 残念なのは、こんな新メニューを発案する割に、食べる人の立場になれていないこと。

 スペシャルにはフライドチキンがついているけれど、カレーの具にもチキンが入っているのでチキン同士が何だか不協和音。フライドチキンを加える必要はあったんだろうか。このメニュー用に新規開発しているようだけれど。。。

 サラダ(生野菜)がライスの上にのっかっているけれども、しっかりと温まってしまっていた。サラダは別の器に盛るべきでしょう。

 ナンがトッピングされているけれども、これは普通手でちぎって食べる。のであるから、ウェットティッシュを用意しておくのが親切なんじゃなかろうか。食べる前に手を洗いたいと思うし、食べた後もナンの油で手が汚れる。

 という三点が残念だった。これであれば同じ値段でもっといいものは食べれるような気がするし、スープカレーを頼むくらいだったらチキンカレーに流れちゃうだろうなあという感想。がんばれ松屋。



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『蝶の舌』
【※ネタバレあります※】


蝶の舌原題:LA LENGUA DE LAS MARIPOSAS / BUTTERFLY TONGUES
製作年:1999年
製作国:スペイン  95min.

・監督:ホセ・ルイス・クエルダ
・出演:フェルナンド・フェルナン・ゴメス/マヌエル・ロサノ/ウシア・ブランコ 他

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内容紹介:
病弱の少年が心優しい先生との交流を通じて成長していく姿を、そして二人がスペイン内戦という荒波にもまれて迎える悲劇のときを描いた感動のドラマ。1936年、冬の終りを迎えるガリシア地方の小さな村。喘息持ちで皆と一緒に一年生になれなかった8歳の少年モンチョ。初登校となったこの日、モンチョは怖さのあまり教室から逃げ出してしまう。そんなモンチョをグレゴリオ先生は温かく迎え、単なる勉強ではなく、自然界の驚きに満ちた仕組みや美しさを教えてくれるのだった……。

評価:★★★★☆(4点/5点)
・2005/05/21 衛星第二



 教師と生徒の心の交流というには何か乏しい。むしろ少年期の心のゆれというのがクローズアップされる。

 兄弟のそれぞれの恋心だとか友情だとかを描くのは、『リバティ・ハイツ』を思い出す。焦点を一人だけでなく、複数にあてていくと、ちょっと話がぶれてしまう感じがしてあんまり好ましく思わない。

 ただ、この映画ではフランコ政権前夜のスペインの家族の風景という意味で、必要だったのかも知れな。仲良く絆ある兄弟のどちらにも焦点があてられる。そういう意味では『リバティ・ハイツ』と共通する部分があったのかもしれない。家族の中での会話の風景という意味で、海外文化を知るのになかなか参考になるシーンが多かったと思う。



 グレゴリオ先生との交流も、映画が始まって一時間以上たっても何だかあっさりで、『コーラス』を思い出した。ただ、ラスト二十分で引き込まれることになる。

 先生と一緒に森で蝶を探しているのに、先生を放って女の子の水浴びの方に向かうモンチョ。それを見て、がっかりするどころか、告白の仕方を告げる先生。そして少女は花を受け取りキスをする。この流れは微笑ましかったし、先生とモンチョの交流が見て取れた。

 いくら子どもに心を砕いても、子どもは育ち変化し巣立っていく。先生はそれを理解しているから、モンチョを少女へと向かわせる。少年は巣立ってしまったのだけれど、それを当然のこととして受け止め、逆に羽ばたかせるという態度は心を打った。そして小さな恋のめばえも微笑ましい。



 このシーンだけでこの映画は好感あるもになったのだけれど、衝撃のラストシーンには、今度は逆に考えさせられた。共産主義として連行される先生に向かって、モンチョは石を投げ、「無心論者」「人殺し」「アカ」と罵る。そうした言葉を並べながら、最後に先生との思い出の言葉、「ティロノリンコ」「蝶の舌」と叫ぶ。

 このシーンをどう理解したらよいのだろうか。時代のせいで引き裂かれてしまった、しかし生きていくために罵倒せざるを得なかった、そんな悲しみなのか。それとも本気で罵倒していたのか。モンチョの表情から、それはどちらとでもとれるような気がして、悩みが深まる。悲しみをたたえた瞳なのか、それとも憎しみを浮かべた瞳なのか。

 既に先生から巣立っていった少年という立場を考えると、憎しみと罵倒の目だったのかもしれないという気がした。また、少年の目は悲しみよりも憎しみととれた。

 でも、状況的には悲しみなのかもしれない。なぜ石を投げなければならないのか、意味がわかっていたとは思えないし、最後に思い出の言葉を発する理由も悲しみや憎しみに他ならないからだと感じられる。



 巣立っていった少年は、この事実を理解できていないだろう。数年してから罪の意識にさいなまれることになるだろう。親鳥に石を投げてしまった自分に気づいて悩みを持つようになるだろう。でも、そのことこそがグレゴリオが教えて巣立ちさせた意味があるものなのじゃないかな。

 時代のせいだとか、あの時代は悲劇がたくさんあっただとか、そういうことよりも、師弟の間にある普遍的なものを感じたい。モンチョの成長を想像することで、それを考えたい。そんな映画だった。



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『耳に残るは君の歌声』
【※ネタバレあります※】


耳に残るは君の歌声 特別版原題:THE MAN WHO CRIED
製作年:2000年
製作国:英国/仏国  97min.

・監督:サリー・ポッター
・出演:クリスティーナ・リッチ/ジョニー・デップ/ケイト・ブランシェット/ジョン・タートゥーロ/ハリー・ディーン・スタントン/オレグ・ヤンコフスキー 他

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内容紹介:
 舞台に音楽に詩にとマルチな才能を発揮しているアーティスト、サリー・ポッターの「オルランド」「タンゴ・レッスン」に次ぐ長編第3作目。ユダヤの少女の波乱に富んだ半生を、音楽を全面にフィーチャーして描く、大河ロマン。C・リッチ、J・デップ、K・ブランシェット、J・タートゥーロという4人の実力派俳優が豪華に競演。
 1927年、ロシア。貧しい村に住むユダヤの少女フィゲレは母を亡くし父と祖母と暮らしていたが、父はゆくゆくは娘を呼び寄せると胸に誓いひとり渡米を決意する。しかし、やがて戦火の荒波の中フィゲレはひとりイギリスへと流れ着き、スージーと名付けられキリスト教の家庭に預けられる。言葉が通じず孤立するスージーはある日、ジプシーの一団を目にしたとき、その口から美しい歌声を発した。10年後、成長したスージーは父を探す旅に出る。スージーは旅費を稼ぐためパリでコーラス・ガールとして働くことになるのだが……。

評価:★★☆☆☆(2点/5点)
・2005/05/07 TVK


 『スリーピー・ホロウ』が好きな僕なので、ジョニー・デップとクリスティーナ・リッチのコンビという共通点からかなり期待したのだが、はかなくも裏切られた。やっぱ『スリーピー・ホロウ』はティム・バートン師匠ゆえに気に入ったのかな。

 さて、本編のほうだけれども、チグハグな印象だった。描写を深めないうちに次のエピソードにうつり、話がとんでしまうことが多々あった。頭の中で話を補完しながら見なければならないというのが辛い。そうしたことを観ている者に求めるっていうのは、共通知識を前提とするもので、結構危ういものじゃないかなと思う。見方によっては傲慢とか怠慢とか感じられるんじゃないかと思う。

 そうしたことを思わなかったけれども、下手であり不親切と感じるつくりに思えたので、いずれにしてもマイナス評価は免れない。特に渡米してからのクライマックスの描写の薄っぺらいこと。

 冒頭で父との別れを描いたのだから、その再会に描写を深めるのが筋と思うのだが、この映画で一生懸命描いているのは寄り道部分。別れ、再会はあっさりしたもので、むしろこのエピソードは必要なかったんじゃないかと思われる。

 デップがからむと当たりはずれが激しいと再確認した次第だった。



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『チーズスイートホーム』

チーズスイートホーム


こなみかなた  著
「モーニング」(講談社)連載中。単行本1巻まで発刊中。


 『カッパの飼い方』はアニメがすぐれているというエントリーをしたわけだが、アニメで鳴き声が聞こえなくとも動物のかわいさを感じるのが『チーズスイートホーム』

 『我輩は猫である』のように猫視点で描かれる漫画なのだが、生まれたばかりの猫が主人公なので、言葉づかいが赤ちゃん言葉。「おうちかえうー(お家帰る)」てな具合で。これにもやられますた。アニメの音声がなくても、これだけでもうかわいさは伝わってくるので、漫画単独で勝負できちゃう作品だ。

 『カッパの飼い方』との共通点は、ペットの物語、鳴き声(言葉)のかわいさ、赤ちゃんを育てる議事感覚といったところが思い浮かび、これが最近の流行りなのかなという気もする。

 なぜか「モーニング」に連載されているわけだけど、ビジネスマンにとってはこれを読むことで癒される効果があるのかもなあ。



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『カッパの飼い方』

カッパの飼い方 4 (4)


石川優吾 著
「ヤングジャンプ」(集英社)2003年10号 - 連載中。単行本4巻まで発刊中。
アニメ化されており、ANIMAXで放映。


 かわいい動物系の漫画の肝って、動物の鳴き声なのかもしれないなあと思う。

 ヤングジャンプ上では気にしていなかった作品なのだけど、ANIMAXでのアニメ放映を目にして、うわ、かわいいとハマってしまった。我ながら不覚。

 で、何がかわいいかというと鳴き声とか「パコ」の音なわけであり。「パコ」というのは、くちばしを合わせて鳴らす音のこと。『少年アシベ』のゴマちゃんの鳴き声もそうだったけれど、どうもこういうのに僕は弱いようだ。

 赤ちゃんを育てるかのような生態の風景を見せるアニメが気に入って、漫画のほうも読んでみたけど、これは読み飛ばしてたわけだと納得。いまいちカッパのかわいさが伝わってこなかった。アニメの話を思い浮かべながら読めば楽しめるのだけど、漫画単品で勝負されると魅力的ではない。

 できれば純粋に漫画だけを評価したいと思う弊ブログであるが、これはアニメの素晴らしさにやられちゃってエントリーしてしまう。

 ケーブルテレビやスカパーに入ってないとANIMAXは見られないので、ここは一つDVDをお試しあれ。ちなみに飼い主の声を萩原聖人さんが演じていらっしゃる。



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カッパの飼い方 第1弾/「かぁたん来る」
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カッパの飼い方 第2弾/「ヘラクレスのこと」
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カッパの飼い方-How to breed kappas-かぁたん大冒険!
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苦情クレーム博覧会2005:福井商工会議所があなたの苦情を買います。

 1年位前に、苦情やクレームを集めて商品として売り出そうというビジネスの試みを見た記憶があるのだが、今日、雑誌の「R25」を読んでいたら、「苦情クレーム博覧会2005」という記事を発見。主催は福井商工会議所らしい。

 ネット上で苦情を収集(ユーザーには報酬がある)、データベース化して有料で提供するというビジネスモデル。この苦情データベースからできた商品の博覧会が開催されているらしい。劇的な商品はまだない模様だが、収益をあげられるヒット商品は数々あるようだ。

 「R25」ではこのビジネスモデルに関して、「技術はあるけれど、それを生かすアイデアは持っていないという中小企業などが続々と参加し」という表現をしている。

 アイデアが出ない企業というのは致命的と感じられるのだが、それを助けてしまうというのだから、この「苦情」という商品のもつ力のすごさを感じてしまう。果たしてこれがよいことなのかどうなのか。7年後くらいまでに誰もが目にする商品が生まれていれば社会的に意義ある試みと思うが、そうでなければ淘汰されるべき企業を延命することになるものなのかなあとぼんやりと思ったり。

 ところで、「R25」の表現を踏まえて上記のようなことを考えていたら、人材に関しても同じような救済ってありうるのかなあと考えたり。

 アイデアや意志をもたない、つまりやりたいことをもたない人間を雇ってみれば、何かいい働きをしてくれるんじゃないだろうかと。

 たとえば漫画でも、ネーム(ストーリー)は他の漫画家にまかせて、絵を描くのに専念する小畑健先生のような方がいらっしゃる。描きたいテーマはもってないけれど、絵そのものを描くことに関してはいかんなく才能を発揮している。

 いま正社員としての就業をしないでくすぶっている若者の中には、やりたいことを見つけられないけれど、場所を与えたら才能を発揮できるっていう人が結構多いんじゃないかなと、僕は個人的に思っている。そういう人たちに対して、何か働く場所を与えて社会に寄与する生産をしてもらい、彼らもまた給与アップすることができればそれはWin-Winの関係になっていいだろうなあと。

 まあ、若者に同情的な考え方だし、そこまでしなくてもっていう話でもある。でも、いま採用の際に面接で最も重視される点が「やる気」であることを考えると、そこで逸材を漏らしているものが多いんじゃないかなあと考えるわけで。

 そもそも、何でこんなこと連想したんだろうと自分でも不思議なのだけれど、そういう仕組みがあって本当に社会に貢献するものたりえたらいいことじゃないのかとも思う。



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社長をだせ!―実録クレームとの死闘
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 たいていのWebサービスとしての乗換案内は出発駅と到着駅を指定して検索することになっている。それを当たり前として誰もが使っている。

 けれども、目的を達成するためのツールとしての乗換案内ということを冷静に考えてみると、これってまだまだ不十分。

 本当に便利になるためには「出発地点」と「目的地」とが設定可能になるべきだと思う。

 都内なんかだと特にそうだろう。例えば神保町と淡路町の中間地点から新橋と銀座の中間に行きたいとか思ったときに、込み合う地下鉄の路線を思うといくつものルートが予想される。こんなとき、駅を一つに絞り込んでから検索することとなると、ベストのルートは見つけにくい。

 それで今流行りの地図スクロールサービスと乗換案内サービスは融合できないものかと考える。地図の特定のポイントをクリックして出発と到着をそれぞれ指定でき、時間、乗換回数、料金、歩く距離の観点からそれぞれベストのルートが示されないものだろうか。

 ユーザーは選択肢を見て、そのときの気分を基準にルートを決める。そういうWebサービスが提供されればいいなあと思う。地図と路線が融合することになるのだから、ポータルサイトにしかできないサービスだと思う。

 地図ではinfoseekが先を行き、gooが間髪おかず続いている。他はまだまだ。乗換は「経由駅」を設定できるinfoseekがやはりリード、他は大差なし。というわけで、infoseekが地図と路線の融合をしてくれる期待をもっている。

 ところで乗換案内の有料ソフトとかではそういう機能もあるのかなあ。。。あったとしたら恥ずかしいこと書いてるな。。。



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無料レジ袋の禁止案、ゴミ減量で環境省検討 (読売新聞) - goo ニュース

 サービスとして提供されるレジ袋の削減を狙い、レジ袋を有料化して違反すれば罰則もありうることが検討されているようだ。消費者の理解が得られるか微妙なところ。売上減も予想されるところで、小売業界としては賛同できないだろう。

 消費者の立場としても、趣旨は賛同するけれども、実際に有料になったら買い控えはするだろうし、うざいと思うに違いない。あと、僕の地域ではレジ袋はゴミ袋としても使用できるから、買うハメになると不愉快には思うだろう。デポジットにすればよいと一瞬思ったのだが、ゴミ袋有料という帰結になることを思うとちょっとやだなあ。。。

 てゆうか、以下のくだりを読んで思う。

家庭からごみとして出されるレジ袋は、容器包装リサイクル法で「その他プラスチック」に分類され、再利用することになっているが、実際には資源として回収している自治体は少なく、ほとんどが埋め立て処分や焼却処分の対象となっている。京都市の調査(2003年度)では、家庭から出るプラスチック系ごみの15%がレジ袋だった。


 レジ袋はリサイクルできるのならば、リサイクル品として、どうして収集されていないのかと。

 ペットボトルや肉や魚のトレーはリサイクル収集ボックスをスーパーで見かけるけど、ことビニール袋に関しては見かけた記憶がない。そういえばデパートで雨の日に入り口に傘袋のゴミ箱が設置されているけれど、あの傘袋はリサイクルされているのか捨てられているのか。

 リサイクルと謳うのなら、リサイクルの仕組みを整えてからしないと説得力に欠く。ビニール袋はリサイクルをするのに費用がかかるから、その分野も発展していないのだろうかという推測をしてしまうけれども、リサイクル業者を援助する規程を作ることがまず始めにしなければならないことじゃないのかなあ。

 消費を抑えることで景気に水をさすよりも、こうしたインフラづくりの方が長期的に見ても有用なことだと思う。買い物の際レジ袋を提供する、消費者は使用後のレジ袋をリサイクルボックスに返す、リサイクル業者はそれで新たな中古レジ袋を生産する、小売業者はそれを安く仕入れる。この仕組みが成り立たない限り、有料と言われても納得はしにくい。

 逆に、これが整えばデポジットが可能になるだろうし、小売側も負担は少なくなるだろう。リサイクル業者が儲けを出せるかどうかが微妙かなあ。。。



 今回もまた蛇足を加える。テレビで『伊東家の食卓』というのがあるけれど、教育に非常に悪い番組だと思う。よく空のペットボトルを利用しておもちゃをつくったりなどしているけれど、それを堂々と「リサイクル」と呼んで紹介するのが問題だ。

 リサイクルというのは、「物質の流れを円のように一回転するものとし、それを半永久的に回転させる」ことだろう。ペットボトルのリサイクルであれば、業者に空容器を提供し、石油に戻してもらって再び中古容器を生産してもらうことのはずだ。

 空容器をおもちゃなどをつくるのに使用してしまえば、それは「サイクル」を途中で止めてしまうことになり、いずれはゴミとして廃棄することになる運命をもたされる。あんなものを堂々と「リサイクル」と呼ぶことで、「リサイクル」の誤った概念を子どもを中心とした一般市民に植え付けるのは非常によくない。非道徳的番組として認識したい番組だ。



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『ポストマン』
【※ネタバレあります※】


ポストマン原題:THE POSTMAN
製作年:1997年
製作国:米国  177min.

・監督・制作:ケヴィン・コスナー
・出演:ケヴィン・コスナー/ウィル・パットン/ラレンツ・テイル/オリヴィア・ウィリアムズ/ジェームズ・ルッソ 他

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内容紹介:
ケビン・コスナーが『ダンス・ウィズ・ウルブズ』に続き、監督・主演を務めたヒューマン・ドラマ。退廃した近未来のアメリカを舞台に、人々の心に灯をともす郵便配達夫のドラマを描く。西暦2013年、大規模な世界大戦後、無政府状態になったアメリカではテロが横行し、殺し合いが日常茶飯事となっていた。通信網は分断され、近隣の町とも連絡が取れない日々。そんな絶望的な毎日を送っていた人々の前に、ある日ひとりの男が現れる。

評価:★★☆☆☆(2点/5点)
・2005/05/21 Movieplus


 『ダンス・ウィズ・ウルブス』をつくった監督がこんな退屈な作品をつくるというのは解せない。

 退屈に思った最大の原因は作品世界の設定が甘いことによるだろう。この世界に入りきることはできなかった。それを三時間も強いられたいうのも苦痛だった。

 作品がつくられた時点でどうだったのかは微妙だけれども、核戦争後の世界っていうのがダサい。そして、荒廃した世界の設定も甘い。文明のレベルがあいまいで、南北戦争期の世界にむりやりタイムスリップさせたような感じだが、それで現代の文明社会を知った民衆がそれになじむのかといえば、そうではない気がする。

 南北戦争世界にタイムスリップした現代人が、現代文明を忘れるわけがない。服ひとつをとっても、もっとファッション性があるものにするだろうしなあ。というか、彼らは何を生業としているのだろう。農民という雰囲気はしないし、だとしたらどうやって生活をしているのか。

 加えて謎の軍隊。何のために存在し、何のために組織を必要としているのか。この軍隊はどの程度の範囲をその勢力圏としているのか、対抗勢力はないのか。軍隊であれば搾取しているのかと思うが、将軍――組織のトップが将軍だけというのも何だかなあ。。。――の生活を見るとリッチな暮らしをしているわけでもない。

 兵隊達に映画を見せるシステムも疑問符がつく。そして『サウンド・オブ・ミュージック』を好まれ、『ユニバーサルソルジャー』はブーイングっていうのも何が言いたいんだか。。『ユニバーサルソルジャー』もB級映画としては楽しめる面もあるとおもうんだけどなあ。。というか、そんな技術だけがポッカリと浮いて使用できるっていうのが、この世界の理解の妨げとして大きな要素にもなるのだ。

 というところで、根本的な作品世界の設定に大失敗しているので、この映画は疑問符の連続で見るしかない。



 まあ百歩ゆずって作品世界を理解したことにしたとして、政府がすぐに郵便制度を復活するということを誰もが信じるというのが何だかなあと。

 情報ネットワークというのは重要だし、人と人を結ぶ役割が力を持つみたいなことが言いたいだろうということも理解できる。また、その言わんとするところも同意する。けれどもあまりにも都合の良い設定で信ずるに足りないというところだ。

 軍隊の八箇条の暗唱の時点で、オチもだいたい予想できたし。伏線がわかりやすすぎというか、軍事力をもたない「ポストマン」が最後には軍隊を破るわけだから、リーダーに挑戦できるという掟を使うに決まってると考えられるし、以前リーダーに敗れた奴が最後には殺すんだろうなとも予想できる――じゃなきゃ、あんな意味のないシーンをつくるわけないじゃないか――。

 いっぽうで必要あったのかと後でいぶかられるシーンも多々あり、三時間は無駄無駄って感じだ。半分以下におさえられたんじゃないだろうか。

 ラストシーンもチープだし、作品世界の設定に疑問が投げかけられるような感じもした。無駄にCGを使っているところも映画のチープさを増すのに役立っている。



 人に喜びを与え、それが力を与え、団結していく。それが手紙であり、それは人の気持ちである。そうしたテーマ自体はよかったと思うのだけれども、こんな世界に三時間もつきあわされたらたまったものではない。ウィル・パットンの演技とケヴィン・コスナーの語りに興じることができたのがせめてもの救いかもしれない。。。



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ローソンが100円ショップ 生鮮食料品など販売へ (朝日新聞) - goo ニュース

 スーパーマーケットとコンビニと100円ショップの垣根が低まるなか、コンビニのローソンが100均にもシフトしてきた。高価格おにぎりなどで一時期名を馳せた新浪社長の新たな動きだろうか。しかし、会社概要の事業内容では「コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーン展開」となっており、業務の拡大というより、実験的段階なのだろう。

ローソン - 会社概要

 スーパーとコンビニと100均は垣根が低くなっているようで、微妙に棲み分けもできている。

 売り場面積的にも品揃えはスーパーが勝る。でも100均も結構豊富な品揃え。コンビニは生活必需品をおさえ、弁当や飲料、雑誌など手軽で便利な商品が目に付く。

 安さの点では100均だろう。まとめ買いにはスーパーが便利かもしれない。そういう意味では、家族向けのスーパー、一人向けの100均といえるかもしれない。

 いっぽうでコンビニはいつでもどこでも利用できる手軽さ、何でもそろい何でもできる便利さが特長だろう。こちらも一人向けという性質がありそうだ。



 100均がコンビニみたいになれば便利だと思う。一人暮らしの身には、スーパーで販売されているものの量は多すぎて、生鮮食品は特に無駄が多くなる。一人分がリーズナブルな値段で手に入れることが出来れば便利なことはない。ただし、100均はどこにでもあるわけではないし、いつでも利用できるわけでもない。また、情報を買うこともできない。雑誌、新聞、チケット情報などが買い物先にあれば、もっと便利になる。

 つまり、コンビニの100均化よりも100均のコンビニ化が消費者としては希望したいところなのだ。ローソンの試みがどういった方向に展開するのか、実験で終わってしまうのか、注目したいところだ。



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ローソンが100円ショップ 生鮮食料品など販売へ (朝日新聞) - goo ニュース
ローソン - 会社概要



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科学する店舗―専門店から百貨店、スーパー、コンビニ、フューチャーストアまで、残るべくして残った繁盛店の英知を全解剖!
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Wired News - 『国際マスターベーション月間』に見るネットの影響力 - : Hotwired

 五月も後半だけれども、今月は国際マスターベーション月間だったらしい。

 なんじゃそりゃ。「インタラクティブ・マスターベーション」とか専門用語つくって深くふかーく考察している。



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Wired News - 『国際マスターベーション月間』に見るネットの影響力 - : Hotwired



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※突撃隊のマスターベーションにまつわるエピソードは最高。


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Wired News - Firefox:独で好調、日本では振るわず - : Hotwired

 MSの影響が大きいというのが理由として考察されている。うーん、それはありそうだなあ。PC=インターネット=Yahoo!=IEみたいな図式を成り立たせている人が数多くいそうだ。

 でも、ブラウザはIEだけじゃないと知っている人でもFirefoxを使ってないというパターンもあるのじゃないかなと。IE向けにつくられたWebサイトばかりで、Firefoxは使えないとかいう人も多そうだ。いや、単に僕がそう思ってるだけかもしれないけれども。



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So-net blog:ぬさぼらびっそん:Firefoxの勧め★~①タブブラウザとは~



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Wired News - Firefox:独で好調、日本では振るわず - : Hotwired



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ブラウザと私(6) Firefoxキャンペーン





Firefox + Thunderbird 乗り換え・活用最強ガイド
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■『人間喜劇』目次
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Webサービスと私(31) ドラッグできるとはこういうことさ
Webサービスと私(30) gooラボの地図検索

 前にもエントリーした通り、地図に関するWebサービスは最近新たな技術を提供している。

Google Maps
infoseek地図
goo ラボ -エリア情報検索実験-

 ドラッグ、またはスクロールすることを可能にすることで、より便利なWeb上での地図サービスが提供されている。いっぽう、地図上の予測サービスがこのところ散見される。

気象庁: 紫外線情報
地震予知:加州の地震予報地図ウェブ公開、24時間以内の発生確率を色分けで (infostand) - goo ニュース

 地図上でお店を検索できるサービスが真っ先に思い浮かぶものだとは思うのだが、気象関連の予測も、こうしたサービスに組み込むことはこの先検討されるべきだろう。「地図」というものの上でこそ価値が発する「予測」。

 地震に関してはちょっと疑問符をつけざるを得ないが、天気の他に紫外線、花粉などは、利用される頻度が高いと思われる。台風の予測進路の動きがWebサイト上で動画として確認できてもおもしろい。ちょっと注目される分野である。



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無料インターネットサービス日記:地震予報地図、24時間以内の発生確率を色分けで公開



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Google Maps
infoseek地図
goo ラボ -エリア情報検索実験-
気象庁: 紫外線情報
地震予知:加州の地震予報地図ウェブ公開、24時間以内の発生確率を色分けで (infostand) - goo ニュース



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エンジニア実験室試してわかるWebサービス
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裏編集後記:ネットニュースより速いメディア

 ネットメディア(たぶんITニュース系。僕個人的にはimpressじゃないかとにらんでいる。)の記者をなさっているtinaoさんが運営されているブログで、次のようなエントリーがあった。

我々Webメディアでは午前中に発表されたことを昼休みあたりの時間に公開できることはほとんどない。編集部に帰り、メモしたことを整理して記事を書き、デジカメに納めた写真を転送・編集し、出来上がったものを上司に見せ添削してもらい、そして公開する。腹が減ればその前にメシを食ったりもして、早くても15時過ぎ、夕方近くになることもある。午後も続けて用事があれば当然もっと遅い。新聞などとの比較でWebは速いとよく言われており、自分でもそういうイメージがあったが、テレビはその先を行っていた。よくよく考えてみれば当たり前だし、基本的に後に残らないなどまったく違う性質のメディアでもあるんだけど。


 上記の内容には同意する。ネットの性質としての速報性がイメージにあったけど、それって新聞を比較対象として考えていたんだなあと気がついた。で、気になったのはそのエントリーについているコメント。

それにしても、遅くないですか?>ネットニュース。
紙の新聞だって、午前中(11:30?)までの出来事は、夕刊に載りますよ。

アメリカではblogな人が記者会見にいるそうですけれど、個人的に発信する人が一番速いんでしょうね。
現在、ネット上で一番速いのがNHKじゃないかと思っているのは気のせいかな。鬼のようなblogな人のページを知らないだけかもしれませんが。

今後とも、ご活躍を!
Posted by douda at 2005年05月13日 05:04


> それにしても、遅くないですか?>ネットニュース

ああ、やっぱりそう思います?m(_ _)m
言い訳がましいですが、新聞と比べると編集に関わる人数がとても少ないことが原因となることがあります。午前、午後と予定が入ったり、書き上げても確認する人が出払っていたりすることがありますから。
…とはいえ、自分自身、書くのは遅い方なので、なるだけ速く書けるようがんばりますです。
Posted by tinao at 2005年05月13日 20:25


そうですか、
「新聞と比べると編集に関わる人数がとても少ないことが原因」
ですか…。
Posted by douda at 2005年05月16日 07:41


 ネットに速報性がない原因として、tinaoさんが「編集に関わる人間がとても少ないことが原因」と挙げたことに対して、doudaさんは残念そうだ。「たったそれだけのこと?」というニュアンスがあるように感じられる。

 けれども、これはしょうがないことじゃないかなあ。

 新聞や雑誌は読者から購入してもらうことで収入を得ており、広告収入もまた存在する。新聞は日本独特の宅配制というビジネスモデルがある。テレビはというと広告収入が主だけど、ご存知のように莫大な料金を必要とする。いっぽうニュースサイト(IT系に限る。新聞系は別物。)もまた広告収入に頼る現状だけれど、その単価は想像を絶するほど低い。

 1回あたりの広告表示料金は携帯電話のパケット代よりも低いらしい。ニュースサイトの経費としてコンテンツやデザインやサーバー代がかかっているはずなのにパケット通信代よりも低いんじゃ収益はなかなかあがらないだろう。ネットの広告費がラジオを抜いたなんてニュースが流れてたけど、その恩恵にあずかってるのは一部のポータルだけなんじゃないかと思う。特に検索サイト。

 そんなわけで、編集部員は雇いたくとも雇えないのがIT系ニュースサイトの現状じゃないかと推測する。「たったそれだけのこと」ではないんじゃないだろうかと。だから、ネットの技術を最大限に生かした速報に期待するとすれば、コンテンツにお金を払うか広告料金が値上げされるかじゃないだろうか。

 今さらコンテンツ料金を払えと要求したところで、ユーザーは不満爆発させると予想すれば、広告料金が上がることを期待するしかない。けれどこれもなあ。。。今さら広告主が値上げにうんと言うはずがないし。電通みたいなでっかいところが広告主を説き伏せることに淡く期待でもしておく。



 と、tinaoさんの悩みを邪推したときに見かけた情報。

CJIC 2005 Summer イベント概要 - CNET Japan - CNET Japan

 メディアが主催するイベントって無料っていうイメージを勝手に抱いていたのだけれど、これは事前登録制の参加費必要イベント。後援を募っても広告料金はあまりのぞめないのかなあ。

 イベント自体は、中身はすごく興味ひかれるものだ。サーチエンジン、ブログ、RSSというホットトピックをおさえ、有名どころがスピーカーとして名を連ねている。

 アナウンスをしたばかりなので何とも未知数だけれども、この水準のイベントを開催でき、しかも、参加費をとるっていうのは昨年イベントを開いたCNETだからこそという気がする。

[特集] New Industry Leaders Summit 2004 - CNET Japan
シーネットネットワークスジャパン株式会社株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズとNew Industry Leaders Association設立に参画 - ZDNet Japan

 先進的なトピックをとりあげ、先進的な技術を試みるイメージのあるCNETにしかできないイベント内容であり、紹介制という形態をとっても成功させうるという実績があったからこそのイベントだろう。注文をつけるとすれば略語多すぎ。NILSとかCJICとかよくわからんっす。

 いずれにしても、ビジネスモデルをいろいろと模索するなかで、CNETにしかできないやり方が試みられているという点で注目。その他のネットメディアはどんなやり方を探しているのだろうか。まあITmediaとかimpressであれば、ユーザー系のIT情報を提供しているわけで、ユーザーから収益をあげる方法のほうが近道なんだろうな。

 ときにイベントを前に、そのテーマをレポートする企画もおもしろい。しかも、サーチエンジンやRSSの状況をわかりやすくまとめている。

3大企業にベンチャーも絡む検索エンジン市場のいま - CNET Japan



 。。。最近蛇足が多いな。まあ最初から大したことは言ってないブログだし、ご寛恕いただきたい。。



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裏編集後記:ネットニュースより速いメディア



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社会と私(14) 2007年問題





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[連載]Between the Lines - みんなでつながっていれば怖くない? - ZDNet Japan

何かをやっている最中にインスタントメッセージングや携帯電話、電子メールなどで作業を中断されると、人間の知能は低下するらしい。こんなことがロンドン大学精神医学研究所の調査から明らかになった。人間はタスクをひっきりなしに切り替えると、知能指数が(一時的に)10ポイントも低下してしまうそうだ。


 PCを前に作業をしている人は全てこれにあてはまるわけで、そもそも携帯電話から逃れられる現代人はほとんどいないだろう。

 ビジネスのシーンにおいて、IMが飛び出したりEメール受信のアラートが出たり着メロが鳴り出したりするのは、お金に結びつく情報の機会が訪れたことを示すことに他ならない。つまり、情報が押し寄せるたびにアホになっていくという悲しさ。

 ITの恩恵を受けるビジネスマンはまさしく消耗品以外の何者でもなく、耐用年数は短くなるのかもしれない。ITにより人手が必要のない世の中になって雇用の問題が叫ばれているけれども、「消耗品」の耐用年数が短くなれば、雇用サイクルも短くなり、ある種の解決の糸口も見えてくるのかもしれない。

 ビジネスパーソンとして消耗しないようにしようと思えば、知的作業は情報が訪れる頻度の少ない時間帯――深夜から朝にかけて――にするしかないのかもしれない。しかしそれをしようと思えば睡眠時間をとれなくなって健康を害すという矛盾。該当コラムのように、結論はでそうにない。



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[連載]Between the Lines - 米国版「2007年問題」 - ZDNet Japan



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社会と私(14) 2007年問題





新版 正しい生産管理の実行手順―段取り、指示がすぐできる!
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社会と私(14) 2007年問題

 先日、上記エントリーをしたが、今週の「東洋経済」と「エコノミスト」はこの話題を扱っていたようだ。

2005年5月24日号 特集 人手不足時代が来る - Mainichi INTERACTIVE エコノミスト
2005年5月21日号 特集 2007年「団塊世代」の退場 技の断絶 現場は大丈夫か - 週刊東洋経済-東洋経済新報社

 書店で表紙は見かけたものの、中身を見ていないので何ともかんとも。。。ただ、ホットトピックであるということは言えよう。

 何だかがっかりするのは、こうしたビジネスの話題をとりあげているブログを検索しようとしたとき、全然ヒットしないことだ。まとめ検索も未来検索もNews&BlogSearchもさっぱりだ。とりあげているブログはあるのだろうけれど、拾いきれていないこの状況はどうなのよ。行き着くところ、下記のコラム。

IT&マーケティングEYE 第46回「2007年をどう乗り切るのか。そしてその先にあるものは?」 - NIKKEI NET BizPlus

 日経紙のコラムにして、何だかビミョーな対策しか提案されていないのには、ちょっとどうなのよと。いや、著名人のビジネス系やマーケティング系のブログではとりあげられているのだろうけどね。もっと一般人の声って少ないものだなあという感じ。

 ところで、問題を正面からとりあげているわけではないが、参考になる状況報告を発見した。

あるある人事プラス:10年後の正社員比率5割以下に

各企業の「2007年問題」に対する取組状況では、「必要な者を選抜して雇用延長、嘱託による再雇用を行い、指導者として活用予定」が最も多く、以下「中途採用を増やす」、「新規若年者の採用を増やす」となっています。高島屋では、パートを正社員に登用する制度を導入(5月16日)しました。


 対応状況のトップに姑息な手段があらわれる時点で何だか情けない。「問題の先送り」が色濃くあらわれた結果と感じる。

 団塊の世代がいなくなった後の空洞をどう埋めるのかが第一段階、新たな人材に団塊の世代の技術をどう伝えるかが第二段階と考える。

 雇用問題が第一段階とすれば、新卒採用を促進するのが基本的な方策だろう。景気の問題が深くかかわることを考えると、起業としては苦しい状況だろうが、それでもより多くの人材を採用しなければ、最終目的である技術の継承はおぼつかないだろう。

 ここで常に頭をかすめるのが、離職率の高い新入社員に対して満足させうる雇用内容を保証しなければならないという点である。仕事内容であったり、評価であったり、これまでの価値観とは異質のものをもっている世代に対して、いかに長期で企業に忠誠つくさせるかのノウハウを早急に吸収しなければならないだろう。

 採用の際の面接で、意欲や能力を推し測ったとして、それが目的達成につながるかといえば、接点は少ないように思う。人材採用に予算を割くよりも、人材の満足度伸張に予算がさかれるべきな気がする。それは、給料を高くするという意味での予算ではなく、満足度を高めるノウハウを学ぶための予算である。

 残る人材のモチベーションを高めて、コミュニケーションを密にする以外にあるまい。先日リンクアンドモチベーションのTVCMを見かけたけれども、すぐに見なくなった。短期のCMでも問い合わせは殺到し、TVCMを続ける必要がなくなったのだろうと推測しているのだが、どうなのだろう。



 さて、技術の継承については、技術をどう引き出すかが課題になるかと思う。団塊の世代は技術を継承しないことで、自らの価値をアピールしたという側面がある以上、彼らにメリットを示さねば「隠された技術」は出てきにくいように感じる。

 一つには「残る社員」の知識や能力アップに対して団塊世代側にもインセンティブを払うという方策があろう。何をもってインセンティブとするのか難しいところではあるが、技術を引き出す一つの手段としては考えられる方策だと思う。

 そうした残る社員の満足度の保証や団塊世代のモチベーションをあげたうえで、「シャドウイング」などのやり方が試行されてもよいのかもしれない。末端レベルでの継承ノウハウはコミュニケーション以外になく、あとは漏れなく技術を継承することと、「残る社員」に対して確実に技術を身に付けさせることを仕組み化するのがポイントだろう。

 そうそう、継承した技術をマニュアル化することもお忘れなく。



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あるある人事プラス:10年後の正社員比率5割以下に
大西 宏のマーケティング・エッセンス:注目されはじめた団塊
エンタメ系トラックバック大歓迎!!:団塊の世代 にトラックバック!!
マツバラ流ブログ~明日があると思えることの幸せ~:2007年問題から、新規ビジネス開拓!



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2005年5月24日号 特集 人手不足時代が来る - Mainichi INTERACTIVE エコノミスト
2005年5月21日号 特集 2007年「団塊世代」の退場 技の断絶 現場は大丈夫か - 週刊東洋経済-東洋経済新報社
IT&マーケティングEYE 第46回「2007年をどう乗り切るのか。そしてその先にあるものは?」 - NIKKEI NET BizPlus

リンクアンドモチベーション



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社会と私(14) 2007年問題





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ニュースと私(27) PS3とXbox3

 こちらでも述べたように、僕はゲームを全くしない。大した記事も書いていないのに検索で訪問していただいている人には非常に申し訳ないのだが、でも、Xbox360の話題はなかなかおもしろい。

CNET Japan Blog - 翻訳記事デスク / 今日のみどころ:日本の消費者が決めたXbox 360のデザイン

そう、「まるでAppleかSonyがつくったみたい・・・」というような日本の消費者の言葉で、Xbox 360のあのデザインが決まったということらしい。(ただし、この一文には引用元が示されていないので、本当のところはわからないのだが・・・)


 いやはや、なんていうネタなんだろう。未確認情報らしいけど、確かにマイクロソフトのつくる製品にセンスがありそうかと問われたら首をかしげるかもしれない。。。



 その他、Xbox360の話題を個人的メモとしてリンク。



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■関連リンク
CNET Japan Blog - 翻訳記事デスク / 今日のみどころ:日本の消費者が決めたXbox 360のデザイン
CNET Japan Blog - 翻訳記事デスク / 今日のみどころ:PS3とXbox 3、米国時間5月16日に発表か
CNET Japan Blog - 翻訳記事デスク / 今日のみどころ:Xbox 360、iPodやPSPともつながる?
裏編集後記:次世代ゲーム機が発表されたけど、本当に大丈夫なの?



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ニュースと私(27) PS3とXbox3





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「牛ダジャレ」効果モ~ひとつ - デイリースポーツonline

18日に大阪ドームで行われたプロ野球オリックス―横浜戦で、牛(バファローズ)に関する面白いダジャレを言うと、入場料が半額になる特別イベントが行われ、吉本興業の“ダジャレ王”「まるむし商店」の東村雅夫(47)らが参戦した。東村は「仰木監督、毎度おおぎに」など怒濤(どとう)のダジャレ16連発で挑んだが、残念ながらファンの盛り上がりは“モ~ひとつ”だった。


 バファローズの営業アイデアはやっぱりおもしろいなあ。たぶん大阪近鉄バファローズの営業だった人が手腕を発揮しているのだろう。正直、オリックスブルーウェーブの営業だった人に手腕は期待できない。

 数年前からマンデーパリーグの大阪ドームでのゲームはサラリーマンデーとしてワンコイン(500円)で外野席に入れたと思う。今年からどうなったのかは知らないけど、観客を呼び込むのに必死だったバファローズ球団は、いろいろと工夫していた。パリーグではバファローズ、ホークス、マリーンズ、ファイターズの営業努力は本当に見上げたものだったのだ。

 オリックスが経営に参画した現在、オリックスがその主体である限り、観客は増えないであろうことは言わずもがな。そうしたなかでこんな努力をする社員は涙ぐましい。応援したいのだけどそれでも昨年の裏切りを思うと禍根は色濃く残る。もちろん選手や社員に罪はないし、彼らもまた被害者であるのだけれど、こればかりはなあ。

 営業サイドの本気度はよく伝わってくる。いっぽうで経営サイドの身勝手さには閉口する。オリックスが経営から離れれば、まだ応援しやすくもなるのだけれど、そんな日は来そうにない。



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「牛ダジャレ」効果モ~ひとつ - デイリースポーツonline



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野球と私(14) 西口投手
野球と私(13) 中村剛也選手
野球と私(11) 古田選手
野球と私(8) 大西選手と平石選手





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『ドラゴン桜』

ドラゴン桜 (1)


三田紀房 著
「モーニング」(講談社)連載中。


東大受験漫画「ドラゴン桜」ドラマ化 (スポーツニッポン) - goo ニュース

 連載中の漫画なのにもうドラマ化しちゃうの?といささかびっくりするニュースだ。受験勉強はまだ夏休み中なのだけれども、ドラマ化して東大合格しちゃうのか?それとも冒頭をドラマ化して、秋、冬、春とスペシャルで放送するのだろうか。

 それにしてもTBSのドラマ班は安易に漫画のドラマ化に走りすぎなんじゃないだろうか。それとも講談社が営業かけてきているのだろうか。実際『ブラックジャックによろしく』以降、何だか「モーニング」連載漫画はあわただしい。『はるか17』もそうだし、『亡国のイージス』も連載開始しちゃうし、『ジパング』アニメ化に「マガジン」では『魁!クロマティ高校』も映画化らしいし。

 閑話休題。『ドラゴン桜』は、作者三田氏とライブドア社長の堀江貴文氏との対談企画で有名になった感がある。

スペシャル対談企画 - livedoor 学び



 東大合格のための方法論を解くのならば、受験生がその方法論を生かせる昨年中に連載は終わっていなければならなかったはずだが、未だに夏休みさえ終わっていないというこの自己矛盾。

 また、展開される方法論というのも説得力は大いにあるのだが、効果があがるのかどうかは疑問に感じる部分も多々ある。まあそれは漫画の世界であって、同じく三田氏が「ヤングマガジン」で連載していた『甲子園へ行こう!』も野球少年が技術を学び本当にうまくいっちゃうっていうご都合主義だからしかたない。

 漫画としてはそれで楽しめるし、受験生と関係ない身分で読む自分にとっては楽しめる漫画である。注文をつけるとすれば、ちょっと絵が下手なことかもしれない。



 ところでこの漫画で展開される東大合格への方法論は、生徒への干渉を一定ラインから否定していることには評価ができると思う。確か河合塾が監修に加わっていたと思うのだが、そこらへんが説得力がある由縁かもしれない。

 一人だけの意見ではなく、「合格」という目的のために多くの人間達が結集して集成された「知」が展開されるのだから、非常に有用なのだと思う。また、河合塾が集積した「知」が、河合塾にとどまらず、広く一般に流布されるという点は画期的。こうした「知」はビジネスの生命線として囲い込むものだというふうに感じられるのだが、惜しげもなくノウハウを公表してくれるというのは有り難いことだ。

 この漫画で展開されるノウハウは横にずらせばビジネスやコミュニケーションに生かせるものと思うので、参考のためにも僕は毎週読むわけである。



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金曜ドラマ「ドラゴン桜」 - TBS

東大受験漫画「ドラゴン桜」ドラマ化 (スポーツニッポン) - goo ニュース
スペシャル対談企画 - livedoor 学び



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漫画と私(2) 『スラムダンク』





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※神戸大学を受験するなら『ゴルゴ13』を読めと地理の先生に言われた記憶がある。。。いや、受けるつもり全くなかったので読まなかったのだけれど。。。でも、世界情勢などについては詳しいらしい。


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[スポーツの正しい見方] 内角高目は投手のものだ。 - goo スポーツ:NumberWeb -

 「内角高目は投手のものだ」。

 けだし名言である。

 たとえば、かつてドジャースのエースだったドン・ドライスデールは、その点についてつぎのようにいっている。

 「ストライクゾーンの内角は投手のものだ。ここは打者にとって打ちにくいところで、打者は内角に投げさせまいと、ホームプレートの上におおいかぶさってくる。しかし、ぶつけるのをおそれていては仕事にならない。ここに投げられる投手だけが大リーグで生活できるのだ」


 インハイに投げられるかどうかは、頂点を目指すプレイヤーにとって一番の生命線だろう。ここにレベルの高い球を投げ込んでこそ一流打者を抑えられる。プロ野球の頂点に君臨する投手は、スピード、コントロール、メンタリティの三要素を抑えていなければならない。

 伸びのない球しか投げられない者はプロ野球への道は開かれない。伸びのある球を投げられる人間だけが、プロチームからの指名がかかる。

 しかし、いくら伸びのある球を持っていても、ストライクとボールの出し入れが出来なければ試合は組み立てられない。フォアボールの量産かメッタ打ちの憂き目に遭うかである。内角と外角、高めと低めの四つの升目の投げ分けが出来てこそ、プロで通用するピッチングの組み立てが可能となる。

 大体はここまででプロで通用するかどうかが問われるように思う。けれども、スピードとコントロールは重要だが、それらはメンタリティの上に成り立つものだと思う。

 内角高めに勇気を持ってストレートを投げ込めるか。デッドボールをおそれず、痛打をおそれず投げ込めるかは非常に重要なポイント。

 ともすれば、打者にとってこれほど打ちやすいポイントはない。体に近いコースだからコンパクトなスウィングが可能となるし、視線も近くてすむからきちんとボールを見極められる。高めであれば遠くに飛ばせる打球が可能となる。そこで長打が期待されるコースとなる。

 でも、長打を狙えるがゆえに振りが大きくなるコースでもあるし、そこに速球を投げ込んで空振りさせれば、打者の自信を奪うことも可能だ。何よりインハイに投げ込まないと他のコースも打者の思いのままに支配されてしまう。

 内角高めに投げ込むには打たれるか仕留めるかの賭けに興じられるかの勇気が必要だ。この勇気を持てなかったがために、ブルペンエースにとどまる投手もプロには大勢見かける。この勇気を持っているかどうかも才能であって、練習で身に付けるには一番難しいポイントでもある。スカウトする際にはこの点がもっと重要視されてもよいかと思っている。



 蛇足になるが、参照したコラムの酷さはなんなんだ。「スポーツの正しい見方」なんて存在するのか?この傲慢さが気に入らない。人によってスポーツを見る感想はいくらでもあり、それがそれぞれ正しいはず。芸術の見方に正しさがないのと同じだ。

 また、「内角高目は投手のものだ」というコラム自体も、メジャーリーガーのエピソードの寄せ集めで読むに値しない。月刊コラムでお金をもらいながらこのレベルの文章しか書けない海老沢泰久氏の本は、お金を払う必要も時間を費やす必要もないだろうと思う。



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[連載]Between the Lines - 米国版「2007年問題」 - ZDNet Japan

 原文の題名は「The Graying of IT」。直訳すると「灰色になりつつあるIT」。意訳すると「白髪になりつつあるIT業界に従事する人間」。つまり「米国版「2007年問題」」なわけである。おそれいった。で、日本でいう「2007年問題」とはこちら。

@IT情報マネジメント用語事典 [2007年問題]

 そもそもはITの職種において技術の継承が行われうるのかという論点だったものが、団塊の世代が一番多いという1947年生まれが60歳となって、2007年に一気に労働人口が少なくなるという広い意味でも使われている気がする。いっぽう、米国のベビーブームの最高潮は1年早かったようで、「2006年問題」が懸念されているというのだ。

 日本におけるこの課題は「何もせずに手をこまねいている」状態のように感じられるのだが、米国では一歩先を行き、この課題に対処する手段が語られているようだ。この問題に対処する前提は大量の新人採用にあるのか、採用した新人を満足させる雇用方法にあるのか、米国での雇用事情に疎くてよくわからないのだが、日本では技術の継承以前に継承する人材の確保がおぼついていないように感じられる。

 米国においてのモデルケースでは、大量採用が採られているようだ。景気の問題もあるし、これがそのまま日本に応用できるのかは別問題だが、何にせよこうした問題の対策を打った企業のモデルケースがすぐにレポートされる点はさすがといったところ。企業もメディアも先送りはしないですぐに対応している。

 次に技術の継承に際する諸問題が噴出する様がレポートされているが、果てしなく長い道のりであるなあと感じる。さまざまな立場の人間が一つのテーブルにつき、意見を戦わせるというのはスタートラインとしてかなり下がったところのものだなあという感覚。

 まずは使う言葉の齟齬を正すというところから始めねばならないというのも苦しい。けれどもこれを超えねば問題解決には至らない。

 そして、日本は本当に問題解決できるのだろうか。さまざまな利害関係を持つもの同士が立場を同じくして、本音をぶつけ合い技術継承を可能にすることはできるのだろうか。

 まずは人材の問題だろう。技術を継承しうる人材の確保として、採用から雇用の問題に手をつけなければ何ともかんとも。。。



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『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
【※ネタバレあります※】


ダンス・ウィズ・ウルブズ 通常版原題:DANCES WITH WOLVES : EXTENDED 4 HOURS VERSION
製作年:1990年
製作国:米国  236min.

・監督:ケヴィン・コスナー
・製作:ジム・ウィルソン/ケヴィン・コスナー
・原作:マイケル・ブレイク
・脚本:マイケル・ブレイク
・撮影:ディーン・セムラー
・音楽:ジョン・バリー
・出演:ケヴィン・コスナー/メアリー・マクドネル/グレアム・グリーン/ロドニー・A・グラント/ロバート・パストレッリ/フロイド・レッド・クロウ・ウェスターマン/マイケル・ホートン/ウェス・ステューディ/モーリー・チェイキン 他

ダンス・ウィズ・ウルブズ - goo 映画
ダンス・ウィズ・ウルブズ@映画生活
ダンス・ウィズ・ウルブズ/4時間アナザー・ヴァージョン - allcinema ONLINE


内容紹介:
アカデミー賞7部門を受賞したK・コスナー主演・監督・製作による作品の長尺版。オリジナル(181分)より、正確には52分長い233分。ダンバーが着任する以前のセッジウィック砦の様子や、“拳を握って立つ女”の夫との死別や白人の両親と暮らしていた少女時代の惨劇、ダンバーとの愛の育みがシーンとして追加され、バッファロー狩りのシーンも補強され迫力を増している。特にセッジウィック砦のシーンは、騎兵隊員らが砦を放棄する様子が描かれており、カーギル大尉(マイケル・ホートン)らの騎兵隊は全てカットされていた事になる。作品の面白さに変化はないが、スペクタクルというより、ラブ・ストーリーとしての印象が強くなっている。オリジナルがダンバーの視点を中心に描かれていたのに対し、本作はそれを取り巻く視点からも見つめ直した構成といえる。オリジナルもそうだが、コスナーの「ファンダンゴ」以来の友人ケヴィン・レイノルズが部分的に演出しており、クレジットで謝意が示されている。「ダンス・ウィズ・ウルブズ/4時間完全版」としてJSBで放映された後、第9回東京国際ファンタスティック映画祭で上映、最後に劇場公開となった。

評価:★★★★★(5点/5点)
・2005/05/03 NHK衛星第二


 オリジナルバージョンも見たことはあるのだが、その記憶はあまり鮮明でなく、感動することもなかったように思う。今回ディレクターズカットを見て、素晴らしい映画だと思うようになった。それは、自分がアメリカ合衆国という国の成り立ちについて知識を増していたからかもしれないし、映画を観る目が変わっていたからかもしれない。

 冒頭の、南北戦争の場面や赴任するに際しての上長の自殺など、描く必要はあるのかどうか疑問なところから始まるのだが、大自然と共に生きる姿というのは素晴らしいものと思った。

 地平線が見えることのない日本に暮らす僕にとって、開拓前の荒野の自然というのは非常に遠い存在である。そこでの暮らしを描くことで疑似体験をさせてくれる点で、映画の担う重要な部分を反映させていると思う。

 この映画が特にすぐれているのは、自然の中でも動物と共に生きる場面を丁寧に描いていることだろう。バッファローの狩りのシーンなどは本当に荘厳だ。かなり長いシーンだったけれども、それは感じない。バッファローの息づく音、群れをなして走る轟音、そして躍動するその筋肉。圧倒されるシーンで、映画館で観たかったと思うばかりだ。

 また、狼と踊るシーンも印象的だ。群れるバッファローと対照的で、一対一ののどかなたわむれ方は静けさもあって胸をうつ。これまで孤独に辺境の地で生きてきた人間が、一匹の狼を友にし、ネイティブアメリカンと親しくなるところが想起されて、孤独の克服を感じる。

 これらの自然や動物とのシーンは本当に感動的である。最後のクレジットに動物は一切殺していないと出ていたけど本当かなあ?もしも本当であれば、まじですごい。



 惜しむらくは安易にネイティブアメリカン対白人の図式をつくりあげてしまったことだ。現代の価値観からして、ネイティブアメリカンの文化は残虐で攻撃的という側面は確かにあると思う。それがいいことなのか悪いことなのかわからない。いっぽうで、白人がネイティブアメリカンを追い立てたことも事実であり、それは今から考えれば間違ったことだけれども、当時の人々は罪悪感をもっていなかっただろう。

 そうしたネイティブアメリカンのなかに優しくて親しみのある側面を見出し、いっぽうで下卑て粗野で攻撃的な白人の側面を描くのはフェアじゃないし興ざめしてしまう。人間誰しも個々人の性格から、親しみやすかったり優しかったり排他的であったり攻撃的であったりするもののはずだ。安易に人種の二元論に落とし込むことで、要らぬ誤解を招くものではないかと思う。

 特にこの映画ではむやみやたらに「ヒール」をつくりださなくても力をもつ作品だっただけに惜しまれる。下手に下品な白人を描かなくとも、白人のネイティブアメリカン迫害を感情的な部分を排して描いたほうが心に染み入ったと感じられる。

 また、そうした方が、ネイティブアメリカン迫害について、アメリカ人は真摯に振り返ることが可能になったんじゃないだろうか。こうした対立構図を見せられたら贖罪という意識は出てこない。逆に自らへの言い訳になりうるのではないだろうか。



 いい人かそうでないかなど、ある程度時間を共にしないとわからないし、価値観の持ち方によってもガラリと変わってしまうだろう。そういう意味でもラストシーン、崖上からダンパーに叫ぶシーンは印象的。いかにもな演出なんだけど、それでも最初は攻撃的だった彼が最後には永遠の友情を誓う姿は心打つ。

 差し引きたいところはいろいろとあるのだけれど、それを補って余りあるスケールは僕のフェイバリットトップ10に入るところ。「フロンティアが見たい、それが失われる前に…」というセリフが鑑賞後になって心を動かすものがある。



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利用価値のない日々の雑学:ダンス・ウィズ・ウルブズ ~My Collection~



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総合/2005.05.16/JR脱線負傷者らの「ブログ」急増 ネットで励まし - 神戸新聞ニュース

尼崎JR脱線事故をめぐり、インターネット上の日記形式サイト「ブログ」が急増している。JR西日本の責任を問うものや鉄道の安全性に関する意見など、市民や鉄道ファンらが発生直後から次々と立ち上げた。日がたつにつれ、生々しく体験を振り返ったり、救助に当たった近隣住民らに感謝する負傷者をはじめ、事故をより身近に受け止めた人たちも目立つようになった。各サイトには読者からの感想も寄せられ、共感の輪が広がっている。(石沢菜々子、長尾亮太)


 福知山線事故の被害者の方々の一部もブログを書き始めているという。

 疑問なのはこの話題の報道の仕方である。

 「急増」という言葉を使っているが、どれほど福知山線事故関連のブログがあるのだろうか。福知山線に関する話題を扱ったエントリーは非常に多いが、福知山線をきっかけにブログが急増したなどというデマを吹聴するのはいかがなものか。

 個別の直接体験を語るブログも出ているのだろうが、事故に直接関わったというエントリーは残念ながら僕は見たことはない。鉄道事情に明るいエントリーをいくつか見かけただけである。

 福知山線事故に関しては、JR西日本への批判が多いが、それ以上に多いのはマスメディアの報道姿勢に関するものだ。それについてこの記事は一切触れておらず、取材不足かものごとの一面しか切り取っていないかのどちらかであるわけで、媒体として信用できるレベルにない。

 米国では9.11を機にブログが広がったが、日本でこの波を感じる機会はない。福知山線事故で広がっている波があるとすれば、マスメディアの横暴への批判に違いない。この意味でブログの存在の評価をしている意見もたまに見かける。

 事故体験者のブログがもっと広く知られる体系になっていないのが残念だが、もしもこれが可能になるのならば、信用できない報道機関の流す情報よりもより生々しい事故の様子を知ることができるわけだ。当該ブログに信用がおけるかどうかは永遠に残る課題であるが――そういえば「つぐみ、どこにいるの?」もまたそうした問題を投げかけたブログだった――、それは報道機関の報じる内容だって違いはない。
 検索ワードランキングなどがあるけれども、事故当事者のブログが表に出てこないこの状況を見ると、誰もが興味をもつ話題をすくいあげる仕組みがまだまだ不完全であるなあと感じる。



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『マイ・ハート,マイ・ラブ』
【※ネタバレあります※】


マイ・ハート,マイ・ラブ原題:PLAYING BY HEART
製作年:1999年
製作国:米国  121min.

・監督:ウィラード・キャロル
・出演:ショーン・コネリー/マデリーン・ストー/アンジェリーナ・ジョリー/ライアン・フィリップ/ジーナ・ローランズ/デニス・クエイド/ジリアン・アンダーソン/アンソニー・エドワーズ/ジョン・スチュワート/エレン・バースティン/ジェイ・モーア/ナスターシャ・キンスキー 他


マイ・ハート,マイ・ラブ - goo 映画
マイ・ハート,マイ・ラブ@映画生活
マイ・ハート、マイ・ラブ - allcinema ONLINE


内容紹介:
結婚生活40年を迎え、共に過ごした人生を見つめなおすポールとハンナ。秘密を抱えるキーナンと傷つくことを恐れずに彼を愛するジョーン。夫との絆を見失って不倫を重ねるグレイシーと、彼女を本気で愛してしまうロジャー。毎晩、嘘の身の上話を語り続けるヒュー。離婚のせいで恋に臆病になるメレディスと、彼女の心を包もうとするトレント。エイズの末期で死を目前にしたマークと、息子の死を受け入れようとするミルドレッド。11人の男女の愛と人生を描いた群像劇。

評価:★★★☆☆(3点/5点)
・2005/05/02 ntv


 『マグノリア』や『パルプ・フィクション』のようなタイプは正直苦手な僕である。かといって、『メメント』は結構好きだったりもする。別々の登場人物が小出し小出しに描写されるタイプがダメなのだと思う。ストーリーに感情移入しにくく、話も理解しにくいからかもしれない。

 この映画も、登場人物の入れ替わりに集中できず、前半は退屈だった。興味はアンジェリーナ・ジョリーのセクシーさだけに絞られた感じだった。けれども、話が見え出した後半は集中力も戻ってくる。ああ、みんな家族なんだ、きっと。話を頭の中でつむぐと、何となく集中力も戻ってきて、退屈という感覚もなくなってくる。

 器がなんだかなあというフィクションに覆われていることでゲンナリもする。家族の全てが同時期に「恋愛関係」に一喜一憂するなんてどうなのよ、そして全てのカップルがハッピーエンドってどうなのよ。

 でも、細部が細やかで好感がもてた。過去の浮気を釈明するポールの哲学やジョーンの恋愛観念やそのテクニック、行動というのは深いものがある。

 好きで好きでしかたないのに強がってそれを億尾にも見せないジョーンのいじらしさたるや、何だか心をぐっとつかまれる。また、浮気を振り返るポールの言葉の数々に大人だなあと思う。こんなふうに年をとりたいなと。

 器が器だけに軽いものしか残らないのだけど、1シーンを深く振り返ってみると結構深いものがあり、退屈という感覚もない映画だった。



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マイ・ハート,マイ・ラブ
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 ポータルサイトのgooを訪れると、マイクロソフトofficeのブランドカラーが背景を覆い、中央にバナー広告が配置されている。

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【gooトップページ内で実施中のモーション広告について】

 1週間はこの広告が表示されるようで、リーチは結構なものになるだろう。しかも。

Yahoo! JAPAN

Yahoo! JAPAN - Yahoo! JAPAN PR企画一覧

 Yahoo! JAPANでも特設ページが公開されている。この二つのサイトはインターネットといえども既にマスメディアだ。リーチは深くなることだろう。1週間の短期間の広告費とはいえ、キャンペーンには結構な予算がつぎこまれてるんじゃないか?TVCMなども始まる予感。

 関連業種の方はMSのoffice事業部に営業かけるとお金が落ちてくるかも(笑)。



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【gooトップページ内で実施中のモーション広告について】
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広島22安打16得点でも冷や汗勝利 (大阪日刊スポーツ) - goo ニュース

 カープ 16 - 14 バファローズ

 およそ野球の試合とは思えないこのスコア。馬鹿試合認定である。

 馬鹿試合といえば北海道日本ハムファイターズ対大阪近鉄バファローズの専売特許だった。もっと限定すれば、休日のデイゲーム東京ドームで開催されるファイターズ対バファローズの試合こそが馬鹿試合の王道である。

 というわけで、カープがかんだ試合で馬鹿試合が行われるなどとは思いも寄らなかった。カープはパリーグ認定である。休日のデイゲームでこれを繰り広げるあたりはなかなか技術のいるところだ。

 馬鹿試合は、やはり時間に追われず、ダラダラとビールを呑みながら見るに限る。球場で見ていると、ビール代だけで2500円くらいとんでいくことになる恐ろしい試合なのだが、それもまた楽しいものだ。

 投手交代が繰り返される展開はこっちも呑まなきゃやってらんないし、ダラダラ見るに限るのである。投手陣が整備されておらず、ブンブン振り回す球団同士が狭い球場でぶつからないとなかなか見られないので、やはり数年前のファイターズ対バファローズが黄金カードなのだけど、新たな魅力あるカードとして育っていくのを見守りたい。



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オンラインカレンダーアプリ「Trumba」の評判 - ZDNet Japan

Trumbaはオンラインカレンダーアプリケーションだ。ユーザーはTrumbaを使って、スケジュールを管理したり、ウェブを介して知人と情報共有したりすることができる


 ZDNetのBetweenTheLinesのコラム連載は百式みたいでなかなかおもしろい。

 さて、この機能はグループウェアみたいなものかなという感じがする。企業でグループウェアを導入して、一番に使うのがスケジュール管理機能だろう。グループウェアは、企業の部署の人員の行動把握という点で、必要であり便利に使用される機能。しかも、使うグループ内の人は、行動を共にする機会が多いからよく使う機能になるわけだ。

 じゃあ、これを個人へのサービスとして適用するとどうなるのか。企業の部署などのきちんとしたグループではなくて、ゆるやかなグループ――家族から、日ごろあまり連絡をとらない友人まで――とスケジュールを共有するという機能は使われるのだろうか。

 これまで多くのカレンダーサービスが人気になることはなかったけれども、Trumbaの違いは何なのか、よくわからない。。。登録はしてみたものの、英語を読むのがおっくうで。。。

 SNS、SBSの流行の次は「SCS」なのか?というか、SNSがいろんなサービスを包含できていないという点が気になるな。やろうと思えば、SNSでブログもSBSも「SCS」もサービスに組み込めると思うのだけれど、やっぱり独立してブログもSBSも存在しているし、Trumbaも迎合しようとはしていない。

 個人的できごとを語る日記サイトやブログ文化がある日本においては、個人の予定をブログとリンクさせれば結構流行るような気もする。逆にそういう文化のない欧米では苦戦するやも。とりあえずTrumbaのサービスについて理解を深めないと何ともいえないので、日本語になるのを待つとするか。



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フジ系番組で中学生の瞬間視聴率占拠率が100%! (サンケイスポーツ) - goo ニュース

4月4日にスタートしたフジテレビ系教育番組「ガチャガチャポン!」(月曜後3・30)の総合監修を務める教育学者、齋藤孝明大教授(44)が13日、東京・台場の同局で会見。同18日の同番組で、中学生の視聴者占拠率が瞬間で100%を記録したことを明かした。平均占拠率も98・3%と高く、同局では「100%は聞いたことがない」と驚いている。


 齋藤教授がカンでいる時点で非常にうさんくさいのだが、視聴者が中学生と特定できるものなのか?

 インターネットにしてもテレビにしても、視聴率やPVなども数字は明かされるけれども、実際にどういった層が視聴しているのかという点は特定できるはずがない。

 視聴率をはかる機械が置かれている中学校で、テレビがつけられていた教室では、全て「ガチャガチャポン!」を見ていたという解釈になるのだろうか。

 視聴率測定機械って首都圏で数千台だったと思う。うち、中学校に設置されているのは数十台程度だろう。うち、授業においてテレビを見ていた教室なんて一つか二つと推定されてくるわけだが。それらがいずれも教育テレビではなくてフジテレビを見ていたということだろう(学校においてその他のチャンネルを見ることは非常に考えにくい)。

 そうなってくると、サンプル数の少なさで、こんな数字は意味のあるものと思えない。

 というか、学校教育において、テレビ番組を使用した授業を受けた覚えは僕にはない。教育テレビでいろんな教育番組が制作されているけれど、あんなの見ている生徒はいるのかどうか疑わしいと僕は思う。つまりはお金の無駄遣い。

 齋藤教授もメディア露出が激しいけど、そんなにすごいこと、いいことを言ってるようには思えないのだが、なぜ売れているんだろう?とりあえずこんな不確定な数字で自信をもつのはやめてほしい。



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三木谷オーナー「興味なくなってきちゃったな」 - スポーツ報知

楽天戦の雨天中止を聞かされると「そうなの? なんか野球も興味なくなってきちゃったな」とつぶやいた。


 世の中に野球を愛している人は何万人もいるし、社長という職種の中にもたくさんいるだろう。しかし、選ばれた12人のオーナーの中にふさわしい人間はほとんどいない。特にオリックスと楽天。

 先日の現場介入も結局断行してしまった愚行。山下さんも駒田さんも、確かに手腕に乏しいので適当な処置とはいえるのだが、それを決断すべきは現場であって、シーズンが終わるまで口を出してはいけなかった。

 そしてこの発言。真偽定かでないし、割り引いて考えてもみるが、それにしても軽率すぎる発言で、ファンと選手に対しての裏切り以外の何物でもない。昨年ライブドアとオーナー選出に呼びつけたにも関わらず、こんな企業をオーナーに選ぶことになったわけで、全くの無意味だったわけだ。



 ところで弱小誇るイーグルスをどう立て直すか、勝手に提案したい。

・田尾監督を1軍打撃コーチに配置換え。
 ※降格ではなく、適材適所の処置として考えたい。監督経験のない人に監督をさせようというのがそもそも誤り。ただし、田尾さんはまともな解説をする稀有の人だったので、まずはコーチに配置したい。きっといい選手を育ててくれるはずだ。
・佐々木恭介さんを2軍打撃コーチに招聘。
 ※ドラゴンズコーチ時代には嫌われ、バファローズ監督時代にはヘタな采配をふるった人だけれども、パリーグで打撃コーチをさせたら、きちんと叩くバッティングをする打者を育ててくれる人。
・久保康生さんを2軍投手コーチに引き抜き。
 ※現在タイガースの1軍投手コーチをしていらっしゃるが、無理やりにでも引き抜け!この人の投手陣を育て上げる手腕は日本一だ!バファローズ時代の岩隈投手はじめ、既に信頼関係はできあがっているから、効果が出るのも早い。ただし、2軍で指導していただくこと。投手起用よりも投手育成がその手腕が発揮されるので。
・山下さん、駒田さんはお引取り願う
 ※実績も手腕もないのにスタッフに招聘した理由がわからない。お二人は知名度的にも食うに困らないと思うので、佐々木さん、久保さんの招聘に伴い退団していただきたい。
・監督に原辰徳さんを招聘
 ※権藤さんも捨てがたいが、王道を知り、選手と信頼関係を築き、バカ采配をしないという点をそろえているので、原さんを推したい。まだ若いのにくすぶっているし。権藤さんは少々高齢というのがネックかもな。。権藤さんは枠があれば1軍コーチとして招聘したい。

 上記で、若手を育てる体制を整備する。イーグルスはどうも選手が育ってる気配がない。試合を見てても上達している感じがしないのだな。そのためには指導者だ!続いて補強。

・ジャイアンツからローズ選手を金銭トレード。
・ジャイアンツから江藤選手を無償トレード。
・元マリーンズのフランコ選手を招聘。
・元ライオンズのエバンス選手を招聘。
・元ライオンズのマクレーン選手を招聘。
・元ブルーウェーブの田口選手を招聘。
・元ホークスのバルデス選手を招聘。

・ファイターズから入来投手を金銭トレード。
・ライオンズから三井投手を金銭トレード。
・スワローズから三沢投手を金銭トレード。
・ジャイアンツから中村隼人投手を金銭トレード。
・タイガースから前川投手を金銭トレード。
・ベイスターズから村西投手を金銭トレード。

 打者は長打が期待できる実績ある人を。投手は結果を残せるかわからないけど、とにかく数で勝負、年齢はあぶらがのってる頃がよい。各チームでくすぶっている投手を求める。いずれもケガとか引退している人もいるかもしれないけど、思いつくまま。。。次は営業的に。

・ファイターズから岩本投手を金銭トレード。
 ※できれば専属広報に元バファローズの金村さんあたりを雇って、コンビで選手の素顔をお知らせする役割を担ってほしい。さらに、二人には、他の選手達にしゃべりの教育を施す役割も期待したい。
・元バファローズのカラスコ投手を招聘。
 ※現状のイーグルスでは劇場を見るべくもない(リードして9回を迎えるなんてまずありえない)が、カラスコ劇場で野球をもっと楽しく見せたいものだ(笑)。ちなみに中継ぎとして起用すると、超優良児。そう、肝っ玉が小さいだけなのだ。



 まあ、お金をしぶられればいずれも不可能なのだけれども。しかも読み返すとパリーグ人材ばかり並べてしまっているなあ。酒呑みの戯言でやんす。



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『交渉人 真下正義』
【※ネタバレあります※】


公式ガイドブック『交渉人 真下正義』完全FILE
製作年:2005年
製作国:日本  127min.

・監督:本広克行
・原案:君塚良一
・脚本:十川誠志
・音楽:松本晃彦
・出演:ユースケ・サンタマリア/寺島進/小泉孝太郎/高杉亘/松重豊/柳葉敏郎/水野美紀/西村雅彦/石井正則/金田龍之介/國村隼 他

交渉人 真下正義 - goo 映画
交渉人 真下正義@映画生活


内容紹介:
2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した「台場連続殺人事件」。その事件直後、真下正義警視は、湾岸署の前で、報道陣に取り囲まれ、警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)として、事件解決の経過を説明していた…。あれから1年…。2004年12月24日、雪乃とクリスマス・イブのデートの約束をしていた警視庁交渉課準備室課長の真下は、その日の午後、突然、室井管理官から呼び出しを受ける。警視庁史上、最悪の緊急事態が発生。東京の地下鉄の最新鋭実験車両(通称:クモ)1両が何者かに乗っ取られたのだ!

評価:★★★☆☆(3点/5点)
・2005/05/13 シアター淵野辺


 娯楽作として合格点をあげられる作品。『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は酷評されていた(僕は嫌いではないのだけど)。これが逆に追い風となって、ファンも過剰な期待を抱かず観にいったためか、世間でもまずまずの評価を受けているようだ。

 電車事故を連想させる題材を扱っているため、不運な映画だなと感じる。福知山線の事故以来、予告編やテレビで流れるCMも、電車事故を連想させるシーンはカットしたそうだ。本編はいじっていないだろうけれども、これだって結構大変だっただろう。そういうなかで健闘しているんじゃないだろうか。



●主役は真下じゃない
 さて、『踊る』のスピンオフという位置付けだけれども、『踊る』のテーマである「会議室」と「現場」の相克は一切出てこない。逆に、『踊る』の映画で頭をもたげてきた、現代の世相と技術とが反映された犯罪が主役になってくる。スピンオフでの主役は真下正義ではなくて、「新たな犯罪」だろう。その解決に一役買うのが交渉人というわけだ。

 こうした関係はなかなかおもしろいと思う。真下というキャラクターは確かにおもしろいし個性的であるけれども、主役の位置には似つかわしくない。それでも主役におどりあがった理由は「新たな犯罪」と格闘するにふさわしい役回りを与えられたからだ。キャラクターではなくて「新たな犯罪」というエピソードありきでスピンオフしたという感じがおもしろい。

 まあこれは僕のうがった見方かもしれないけど、真下正義もそれを演じるユースケ・サンタマリアも、存在感はそんなになかったしね。。。



●わかりやすく娯楽作品
 そういうわけで、「会議室」と「現場」の争いはフューチャーされないし、そのことで、フィクションだという認識をさせられて純粋に楽しめる。

 リアルな感覚で見れば、この映画での犯罪が課長クラスに全権まかせられるなんてありえない。首相が指揮を執り、報道で地下鉄を使用しないよう呼びかけられるべきものだと思う。報道規制を敷くとしても、事件発覚から1時間程度した時点で、一般客は地下鉄の駅から追い出す対応をしなければいけないと思う。

 それを、室井の判断と責任で全権真下にお任せっていう関係は、フィクションだなと思わせられるし、『踊る2』があったからこそ、こういう状況を描けるのだなと思った。『踊る2』で初めて室井が現場に自由に動いてもらうということを試みたおかげで、今回のような組織捜査が可能になったわけだ。

 まあそもそも、「クモ」のあのダサい車両デザインを見た時点で爆笑し、楽しもうと心に決めることになるとは思うのだけれどもね。



●交渉は微妙だ。。。
 そういえば、電話の声を文字に変換し、そこに登場した固有名詞の意味を自動で表示するソフトとか、ありえねーと思った。けれども、これこそがこの映画のテーマを反映するものかなとも感じる。新たな犯罪に対応する新たな技術ということだ。

 技術という意味では、交渉術の稚拙さにはちょっとがっかりだったが。タイトルに「交渉人」と銘打たれたわけだけど、交渉術らしきものが感じられなかった。真下が犯人をわざと怒らせようとするところとかは、わざとらしくて見え見えで、おいおいおいってな感じで。



●マーケティング的に
 あのR30さんも『踊る』シリーズのファンみたいだ。こちらはマーケティングの視点から論評している。

[R30]:【映画評】交渉人 真下正義

前段でも述べたが、この映画のマーケティング上のハードルは、いかりや長介なしで年輩層の「踊る~」ファンをどうやってつなぎ止めるか、だったはずだ。それに対する亀P製作チームの結論が、小泉孝太郎以下若手チームの「デジタル&ハイテク」vs寺島進や國村準、金田龍之介といったベテラン陣演ずるところの「勘と経験」のオヤジたちという対立の構図だった。ユースケサンタマリア扮する真下は、その間に立って両方の橋渡しをする役どころである。


 デジタル対アナログという構図や年配のがんばりというのは何となく感じていたし、確かにデジタルの力はほとんど無力だった。でも、『踊る』ファンたちが今まで求めていたのは、現場の勘を尊重してくれることであり、それでうまくいくことだったんじゃないかな。

 ドラマの時点でも、プロファイリングチームが、結果は残すのだけれど、いけ好かない人物として描かれていたのを思い出す。

 確かに登場人物に30代40代の人間がポッカリと抜けているのは事実。でも、デジタル対アナログという構図でこのストーリーを捉えるのならば、それぞれを象徴するのは犯人対警察・地下鉄ということになるんじゃないだろうか。



●まだ敗北していないデジタル
 これまでの『踊る』だって、デジタル技術を使用して犯人検挙に走り回るストーリーだったのだけれど、最後は「人間」だったはず。いっぽう、前述のように、犯罪は現代技術や世相を反映したものだった。その構図は『真下正義』でも生かされていたと思う。

 で、今回デジタルである犯人は全然姿を見せていない。警察はまだ犯人を見つけてはいない。デジタルは敗北に終わっているわけではない。

 自動車爆発後に遺体が出てきたのかどうかさえも明らかにされていない。劇中で犯人の名前は特定されていたけれども、それが当たっているかは疑問だし、死んだはずの人間の声紋が抽出されるという謎は解明されないままだ。

 そもそも単独犯だという思い込みをさせようという試みがなされていたけれど、どう見ても複数犯。ボイスチェンジャーは電話のたびに違う声色が使われていたし、2回目の電話で話していた犯人はどう考えても関西弁。このように次々と電話の相手が変わる様子は『踊る2』を彷彿とさせた。



●続編があるはず
 上記のように、犯人の謎を多く残している点で、続編の予感が大いにある。ということで、R30さんのおっしゃる「デジタル側の30代」はまだ負けていないんじゃないかと思うのだけれどなあ。でも、登場人物に30代がポッカリ抜けているのは事実で、その意味で感情移入はちょっと困難だったかもしれない。

 もしかしたら感情移入は『容疑者 室井慎次』でたっぷりさせてくれるつもりかもしれないな。

 で、勝手気ままに推測すると、「鴉」がキーポイントになって、続編がつくられるのではないかと思う。

 劇中、犯人の自動車が映ると、そのまわりを常に鴉がとんでいた。どういう伏線なのだろうかとあれこれ考えながら観ていたのだが、結局「鴉が出てきたら犯人のシーンだよ」というサインの働きしかもたされていない。

 それだけのために、あんなに鴉が随所に出てきたのは何だか納得いかない。上記を踏まえれば、この映画において鴉のシーンは無駄以外の何物でもない。

 でもですよ、鴉をあれだけ出すっていうのは何らかの意味があるはずだし、犯人は結局謎のままなわけだ。続編への推測が形成されてくる。。。「鴉」周辺のトピックを箇条書きしてみよう。

・東京都では異常に増えていき、追い立てられ捕獲されている存在(捕獲によるカラスの減少で、いまはハトが増殖してしまっているとか。。。)
・夢診断では、豊かさや創造力、知恵を表すようだ。あるいは心の奥底にひそむ感情らしい。
・黒い姿から想起するのは不吉の象徴。
・いっぽう神話では神の使いなどの位置付けが多いようだ。

 劇中で犯人が真下に「地下からあがってこい、一緒に遊ぼう」と言うところがあったのを思い浮かべると、不吉な存在とか都会の闇の部分という点がクローズアップされてくるのかなあ。ゴミにすくい、繁殖して追い立てられる。けれどもそれを繁殖させたのはゴミを排出してきた人間たち。。。みたいな。

 あと、「C.A.R.A.S.」なんていうのもあるらしい。『踊る2』で出てくる監視モニターシステムの略称。「Criminal Activity Recognition Advanced System」。犯人はどんな悪事をしてても「カラス」が見ているってことか?でも、これにリンクさせてカラスを頻出させているっていうのは、何だかやりすぎな気がするんだよなあ。やっぱり闇の部分っていう推測をとりたいのだが。



●地下
 地下で繰り広げられるドラマという点で、闇の部分は余計にいろいろ想像される。

 奇しくもTBSの『R30』の今月のマンスリー企画は帝都の地下についてだ。TBSが『真下正義』にぶつけてきたのかもしれないけれども。。。

 5月に入って一度目の放送でその企画を見ていたから、ワキ線の存在などは疑わずに見ることができた。東京ドームの地下には使われない競輪場があるとか、国会図書館が不自然に地下深くつくられていることとか知らなかったら、半信半疑の目でこの映画を観ることになった気がする。

 で、隠された地下という観点があると、そこで生産されてきた闇の部分が頭もたげて犯罪にいたったんじゃないかなという連想がされるわけであり、鴉はそういう部分を担っているのかなという気がする。

 そう思うと犯人像は『踊る2』と似通ったものになってくるのかなあ。世の中に不要とされ、繁殖してしまった者。世相の闇の部分を背負う者。新たな技術をもっている者。新たな組織をもっている者。すごい犯罪者集団じゃないか、これは?

 ただ、推測はここまででギブアップ。いくら考えてもわからん!



●マニア向け演出
 映画鑑賞後に知ったけど、『踊る』ファン用の小細工はいろいろと用意されていたようだ。

・ドラマやスペシャルで顔を出していたナイフ収集家のおじさん。
 ※冒頭、今回は子連れでクリスマスプレゼントの買い物をしていた。子どもいたのね。ちなみにこのシーンでおもちゃの電車が走り回っている。クモのプラモ(?)も映されている。
・地下鉄のシステム担当会社「新橋マイクロシステムズ」
 ※青島刑事の前職じゃなかったっけ?
・駅員が「封鎖できません!」
 ※駅から一般客を追い出せという指令に対し、駅員が叫ぶ「九段下、封鎖できません!!」。思わずニヤニヤしてしまった。『踊る2』そのままじゃないですか!欲を言えば、このセリフを言う駅員に荒川良々さんあたりを採用して欲しかった。大人計画のクドカンも阿部サダヲさんも『踊る』には出演してるし、荒川さんは駅員にイメージがピッタリ合う。
・エンドロール中の写真
 ※雪乃さんがちゃんと指輪はめてたりするのを見られて安心もできた。
・エンドロール後の『室井慎次』の予告編
 ※めちゃくちゃ宣伝するな。。。でも、スリーアミーゴスが元気で安心した(笑)。
・ひさしぶりの「爆発物処理班長」の出演
 ※松重さんと高杉さんはなるべく毎回その姿を見たい(笑)。

 その他いろいろあるようなので、こちらをご参考にしていただきたい。

真下リンク捜査線



●もう一声
 娯楽作品なわけだけど、笑いを誘おうとする試みは極力抑えられている。『踊る』シリーズとの違いだろう。エンディングの雪乃さんに指輪を渡すシーンなどは、コミカルさのキレの悪さにがっかり。おい、これで終わっちゃうの?

 DVD発売時期やテレビ放映を意識してか、無理やりクリスマスソングを入れたのも何だか違和感。公開の時期も時期だし、劇中にクリスマスの雰囲気はあまり感じられないし。。。これなどは、スリーアミーゴスを使って、湾岸署の歳末特別警戒キャンペーンの様子などを冒頭に流すだけで、随分印象も変わったように思うのだが。。。まあ、それやっちゃったら『踊る』と一線を画そうとした試みがパーだけどね。。。

 それでもって、クリスマスソングの後には「威風堂々」が流れたわけだけど、ここでこそ「ボレロ」を流すべきでしょ!!で、曲のクライマックスでシンバルがバーン!と鳴らされる。劇中では聞けなかったシンバルを聞けるわけだ。これが今回の感想の中で一番言いたいことだ!



●いや、おもしろかったよ
 いつものように不満を並べているけど、おもしろかったよ、ほんとに。

 常に謎を出して考えさせるつくりをしているし、テンポもよい。往年の映画タイトルは僕にはわかんなかったけど、これなども映画ファンには心くすぐるものだったのだろう(これもマーケティング的には50代向けの内容づくりか?)。遊び心とストーリー展開の組み合わせの巧さは、今回も発揮されていて気持ちよく楽しめた。

 片岡の母と雪乃さんが出会ったところでは、これは二人で一緒に観覧するベタな展開か?と心配したが、それもなかったし。さらに言えば、真下と片岡がお互い同じコンサートチケットを持っているとわかったときには、片岡は実は雪乃さんの父親!?とか思ってしまったし。冷静に考えれば雪乃さんは既に父親を亡くしてるから、ベタな展開にもっていきようもなかったのだけれど。

 寺島さんや国村さんの演技も光ってた。どちらかというと寺島さんが主役だよなあと感じた存在感だった。役者がガラリと変わっているのを見て心配したけど、いい方向にまわっているようだ。

 こうなると続編や『容疑者 室井慎次』が楽しみだ。次も絶対観にいこう。



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